クレジットカード現金化とは?どのような仕組みなのか

クレジットカード現金化とは?どのような仕組みなのか

不況の影響か、銀行の融資、消費者金融といった業者以外にも、さまざまな現金調達の方法が増えています。
そのひとつが、「クレジットカード現金化」。文字通り、クレジットカードを利用して、現金を調達する方法です。
とはいえ、カードの買い取りや、一時預かりなどがあるような、危険な方法ではありません。
ここでは、その仕組みを簡単に紹介します。

クレジットカード現金化の仕組み

クレジットカード現金化とは?どのような仕組みなのか
クレジットカードには「キャッシング枠」と「ショッピング枠」があるのは、ご存知のとおりです。
もちろん、キャッシング枠で現金を借り入れることも可能ですが、
このクレジットカード現金化で利用するのは、ショッピング枠です。

クレジットカード現金化には、専門の業者が存在します。
業者は、キャッシュバックの特典が付いた商品を販売しています。
利用者は、その商品をクレジットカードで購入することで、現金を調達することになります。
そのため現金化には、日本国内で利用できる、ショッピング枠の残高があるカードが必要です。

たとえば、10万円の商品を買った場合、キャッシュバック率が90%の業者であれば、9万円の現金が戻ってくることになります。
このキャッシュバック率は、業者によって、あるいは、利用額によっても違いが出てきます。
また、手数料や商品の送料がかかる業者もあるので、その点は注意が必要です。

ともあれ、商品を決済して、5分や10分で現金を調達できる業者もある、という即日性は魅力ですね。

返済は一括でもリボ払いでもOK

返済は一括でもリボ払いでもOK
現金化業者に申し込みをした後の返済は、クレジットカード会社にしていく形になります。

たとえば、これを読んでいる皆さんが、現金化業者で、現金化の対象商品およびキャッシュバックつきの商品を購入したとします。
100万円購入して、還元率95パーセントであるなら、皆さんの通帳には95万円の現金が振り込まれます。
購入情報がカード会社に届くと、ショッピング枠で購入した分の金額が、現金化業者に入金されるので、その額を今度は、現金化業者が皆さんの口座に送るのです。

これが、現金化のシステムの大きな軸となっているところです。
ショッピング枠での商品購入後は、返済方法が選べるので、リボ払いがよければリボ払いにできますし、分割払いがよければ分割にもできます。このあたりは、皆さんにとって好ましいと思う方法をとって、そこで返していけばいいので便利な点ですね。

ここまでで、なんとなくそのシステムをつかめたのではないでしょうか?

しかし業界には、キャッシュバック率の高い会社もあれば、低めに設定してる会社もあります。
自分がどれだけ損をせずに業者で現金を得らるか、ということをしっかり念頭において考えてくださいね。
誠実な対応をする業者を選べば問題ありませんが、中には、緊急でお金が必要になり、急いでいるせいで判断力が乏しくなってるような人たちの隙に、つけこむような業者があるのもまた事実です。

騙されないために必要なもの、それは「確かな情報」であり、仕組みへの理解です。
くれぐれも、悪質な手口で迫る現金化業者には、騙されないようにご注意くださいね。